JR東海道本線、守山駅の1日の利用者数は、概ね15,000人程度で草津駅の半数強です。又、駅付近にデパートや大型ショッピングセンター等もありません。
しかし守山駅付近には大型の駐車場がいくつも有り、昼間の駐車率が高い。又、この駅付近にある駐車場は、夜間ではなく昼間の駐車率が高いのです。何故でしょうか?
結論から言いますと、湖南市や甲賀市等、湖東地域の方が交通の中継点として多く利用されます。
滋賀県から京都・大阪方面に通勤されている方は多く、JR東海道本線の利用は当然移動の要となります。
「JRの駅までバスで移動するのは不便」、又「草津線は本数が少ないので困る」、このような湖東地域の方が意外と多いのです。
因みにですが、守山駅の1つ京都(大阪)方面は栗東駅、その次は草津駅になります。
栗東駅は新快速が停車しません。又、草津駅においては、付近の駐車料金が、守山駅付近と比べ1.5倍以上となります。
そして、守山駅の北側は野洲駅になります。
新快速も停車しますし、付近の駐車料金は守山駅と然程変わりません。しかし、主要となる国道1号線までの距離が、約7kmで遠くなり不便です。
通勤だけではなく、土日にはショッピング目的で京都に移動される方が、守山駅付近の駐車場を中継点にします。
JR守山駅付近の駐車場は、上記の理由により月極め利用者が多いのです。